2022年12月3日〜12月25日
画室企画展「ART OF JOMON / 縄文の造形展 Ⅲ」
画室企画展「ART OF JOMON / 縄文の造形展 Ⅲ」
残欠や小品ばかりではありますが、当時の生活や祭祀を取り巻いた土偶や土器・石器など、約150点の縄文遺物を展示販売させていただきます。
実際に手に触れて、私たちの先祖の魂に心をよせていただく機会になれば嬉しく思います。
このたびも密を避けるため、3日(土曜日)の初日のみ、入場予約制とさせていただきます。
(今回は、会場での滞在時間の制限はいたしません。1時間ごとに10人ずつご入場いただきます。)
(今回は、会場での滞在時間の制限はいたしません。1時間ごとに10人ずつご入場いただきます。)
①13:00 ~
②14:00 ~
③15:00 ~
④16:00 ~
初日入場をご希望のお客様は、お名前・お電話番号・入場人数をダイレクトメッセージ または、メール / info@gashitsu.jp にてお知らせ下さい。
会場では、Pay Payおよび、クレジットカードもご使用いただけます。
会場では、Pay Payおよび、クレジットカードもご使用いただけます。
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13000年間も継続した縄文時代において、人々は急激な温暖化や冷涼化といった環境の変化にも個性的な適応力を見せながら、日本列島各地域ごとの集団構造や精神文化を発達させてきました。
もちろん、総体的には安定的な狩猟採集社会を維持していたとしても、その時代に生きることがいかに過酷であったかは、容易に想像出来ます。
しかし今、遥かな時を越えて残り伝わってきた土器や石器などの遺物を目の前にすると、現代とは別種の、暮らしの豊かさを感じてしまうのも事実なのです。
実際に手に取ってみれば、必要に迫られて工夫を繰り返した生活道具にも、望みが叶うようにと祈りを込めた祭祀具にも、その機能の追求だけでは説明しきれない労力が注がれていることに気づくはずです。
ただ用途を満たすということを越えて、自分の手で作り出すことの喜び、表現することの満足を感じていただろうことが窺えるのです。そして、その気持ちは、今を生きる私たちに、そのまま受け継がれているのではないかとも感じます。
縄文時代が、エコロジカルな思考の上に成り立つ理想的なユートピアであったというような極端な美化は避けたいと思いますが、暮らしの端々で、その時代なりの、平和や幸せを感じながら暮らしていたことは、本質的には今の私たちと何も変わりないのではないかと思うのです。
2022年10月29日(土)〜11月16日(水)
アチブランチ企画展 「花と硝子と古器と」
石川昌浩×画室
数百年を経て今に残る古物を目の前にすることは、多くの作家にとって大きな刺激になるのだろうと思う。
それは、古物を見本にするとか、目標にしたいとかという意味ではなく、いまだ見えない到達点を探り続けることを忘れさせないために必要な標識と言ったら良いのだろうか。
「吹硝子工」を自称する石川昌浩さんが作り続けることでのみ掴み取り得た硝子器と、古美術店である「画室」が幾多の中から選び取った古器を並べ見ることで、両者の共鳴を感じていただけたら嬉しく思います。
石川さんの硝子器は、花器となるものの他、倉敷意匠計画室とコラボレーションのコップや鉢なども多数並びます。
会場 / アチブランチ 二号室
岡山県倉敷市阿知2丁目23-10
林源十郎商店 1 階
https://atiburanti.jp/
https://www.instagram.com/atiburanti/
2022年4月9日〜4月24日
画室企画展 「こっとう動物園 ②」
画室企画展 「こっとう動物園 ②」
いつの時代も、人々は動物たちと共に生きてきました。
古代から近世にいたるまでの、動物モチーフの造形物を展示販売いたします。
前回こっとう動物園以降の約2年間、コツコツと集めておりました200点ほどの小さな動物たちが並びます。
前回こっとう動物園以降の約2年間、コツコツと集めておりました200点ほどの小さな動物たちが並びます。
このたびも密を避けるため、9日(土曜日)の初日のみ、入場予約制にて1時間ごとの入れ替え制とさせていただきます。
下記時間区分の1時間ごとの入れ替え制とさせていただき、ひとつの時間区分にご入場いただける人数は10人までといたします。
①13:00 – 14:00
②14:00 – 15:00
③15:00 – 16:00
④16:00 – 17:00
初日入場をご希望のお客様は、お名前・お電話番号・入場人数をダイレクトメッセージ または、メール / info@gashitsu.jp にてお知らせ下さい。
2022年1月22日〜2月6日
百草冬百種展
「雑貨と古道具 / 倉敷意匠の40年とアチブランチの10年を振り返って」
2012年にオープンいたしました「アチブランチ」は、10年間の倉敷意匠計画室直営店としての業務を2021年末にて終了し、2022年より独立店舗としての新たな展開をスタートさせていただくこととなりました。
その10年間にわたり、年に2〜3回程度ずつですが、アチブランチに併設されたギャラリースペースを利用して古物の企画展を行っておりました。
倉敷意匠計画室として、あれやこれやの雑貨を考えたり作ったりする上で、古いものからヒントをもらうことも度々で、そんな訳で、雑貨の仕事と古物の仕事が自然と入り混じるようになっていたわけです。
どういうわけだか、多治見のギャルリ百草さんが、そういう仕事ぶりを面白がってくれて、「雑貨と古道具」という企画展を開催してくださることになりました。
副題が「倉敷意匠の40年とアチブランチの10年を振り返って」となっていて、なんだか気恥ずかしいような企画展ですが、とりあえず、今まで取り組んできた倉敷意匠計画室のプロダクトや作家とのコラボレーション作品と、好きで手元に集まってしまう古道具とを一緒に並べて見ていただこうということです。
百草冬百種展
「雑貨と古道具|倉敷意匠の40年とアチブランチの10年を振り返って」
2022.1.22 sat.〜2.6 sun. (close / 1.25 tue., 2.2 wed.)
11:00 〜 18:00
会場 / ギャルリ百草 岐阜県多治見市東栄町 2-8-16
百草冬百種展
「雑貨と古道具 / 倉敷意匠の40年とアチブランチの10年を振り返って」
2012年にオープンいたしました「アチブランチ」は、10年間の倉敷意匠計画室直営店としての業務を2021年末にて終了し、2022年より独立店舗としての新たな展開をスタートさせていただくこととなりました。
その10年間にわたり、年に2〜3回程度ずつですが、アチブランチに併設されたギャラリースペースを利用して古物の企画展を行っておりました。
倉敷意匠計画室として、あれやこれやの雑貨を考えたり作ったりする上で、古いものからヒントをもらうことも度々で、そんな訳で、雑貨の仕事と古物の仕事が自然と入り混じるようになっていたわけです。
どういうわけだか、多治見のギャルリ百草さんが、そういう仕事ぶりを面白がってくれて、「雑貨と古道具」という企画展を開催してくださることになりました。
副題が「倉敷意匠の40年とアチブランチの10年を振り返って」となっていて、なんだか気恥ずかしいような企画展ですが、とりあえず、今まで取り組んできた倉敷意匠計画室のプロダクトや作家とのコラボレーション作品と、好きで手元に集まってしまう古道具とを一緒に並べて見ていただこうということです。
百草冬百種展
「雑貨と古道具|倉敷意匠の40年とアチブランチの10年を振り返って」
2022.1.22 sat.〜2.6 sun. (close / 1.25 tue., 2.2 wed.)
11:00 〜 18:00
会場 / ギャルリ百草 岐阜県多治見市東栄町 2-8-16
(scene 1)
倉敷意匠のプロダクト
店主在廊日 / 1.22 sat.,1.23 sun.
(scene 2)
作家とのしごと|冨沢恭子「襤褸とかばん」
作家在廊日 / 1.22 sat.
(scene 3)
古道具「神々とその周辺」
店主在廊日 / 1.22 sat.,1.23 sun.
(scene 4)
出張 Café gewa|1.22 sat・1.23 sun ももぐさカフェにて
モーニング、そしてランチのコースをご予約制で。
1枚目写真は、
雨の日人形 / にしおゆき×下川原焼 阿保正志
土馬 / 飛鳥〜奈良時代(7〜8世紀)雨乞いなど、水に関わる祭祀に使われたもの。
タナベ シンスケ 略歴
1961年 岡山県倉敷市生まれ。
1981年 シルクスクリーン印刷工房として創業。
1987年 有限会社倉敷意匠計画室設立。
2001年 倉敷意匠計画室の別ブランド「倉敷意匠分室」を始める。
2006年 倉敷意匠分室カタログ「職人仕事の日本」を発刊。
2012年 直営店「倉敷意匠アチブランチ」をオープン。
(2021年にて直営業務を終了し、2022年2月より第2期「アチブランチ」として独立開業。)
2021年 有限会社倉敷意匠計画室 代表取締役を辞任。
(以降は、企画部門にのみ従事。)
2022年 古美術店「画室」をオープン予定。